<はじめに>
「受験勉強は社会に出てから役に立たないでしょうか?」
受験勉強には社会に出てから役に立つ能力を作るためのヒントが散りばめられています。
今後社会はスピード感を持ち大きく変化し、皆さんが活躍するフィールドは日本だけにとどまらなくなります。
そのような中で必要となることは何でしょうか?それは本質を見据える力だと思います。
本質は洋の東西を問わず、時代を問わず大切にされ生き残っています。
こうした本質を見抜く力を養うためのヒントが学問の中にはちりばめられています。
当塾では受験を通し、社会に出て広いフィールドで活躍するために必要な最も根幹に当たる、
「CORE」の部分を鍛えていきたいと思っております。
<当塾の特徴>
「何時間でも考えなさい」
この言葉は受験勉強をしているとよく耳にする言葉ではないでしょうか?
でもただ考えるだけで自然と問題が解けるようになるでしょうか?
考えるためには考えるための「道具」が必要です。
当塾ではまずはこの「道具」の習得を目指します。
…
最終的に 「できる人」 のアプローチである「Try&Error型」へ今後シフトしていくために、
その前段階である「ヒント→LOGIC型」をきちんと身に着けるよう指導を行います。
「Try&Error型」→「ヒント→LOGIC型」へシフトする際には、
問題文中に隠されている「ヒント」を見つけることがとても大切です。
その「ヒント」を見つけるためには「正しい形での知識の習得」が必要になります。
一年間のプランとして前半で身に着けてもらいたいと思います。
当塾ではこの正しく知識を押さえることをとても重要視しております。
一年間のプランとして後半は授業を俯瞰的にとらえる視点を持ってもらいたいと考えています。
授業を受けて「こうやって教えたらもっとわかりやすいと思うのになぁ…」という風に、
授業を俯瞰的に見れるようになることを目指します。
独り立ちに必要となる解答、類題の利用方法を伝えていきます。
【 授業の流れ 】
まずは例題の解説によりヒントを見つけ出す知識の押さえ方、知識の提示を行います。
それを元に問題を解き、練習をしてもらいます。
類題はただ漫然と問題数をこなしても意味がありません。
類題を行う意味は二つあります。
一つは、1で習ったアプローチ方法を違った形で出された問題で試していき、
自分の血肉化するという意味があります。
もう一つは今後1人で学習を進めるにあたり、
問題を解く上でキモとなる「問題を解くためのルール」を作るために類題を活用していきます。
【 スケジューリング 】
当塾では「考えれば出来る」という「Try&Error型」へ今後シフトしていくための前段階として
「ヒント→Logic型」の習得を重視しております。
まずは問題を解いていくときに必要になる「問題文中のヒント」を見つけるための「ルール構築」を行います。
ルールには大きく「表のルール」と「裏のルール」があります。
この二つの存在を知り、どのように身につけていくかを解説していきます。
最終目標として授業を受けた時に「こう教えたらもっとわかりやすいのに…」と思えるような、
「授業を俯瞰的に見れる視点」を手に入れてもらいたいと考えています。
そのために、問題文を自分の力だけで読み解けるようになるための「ルール」を構築し、
その「ルール」を使える形に昇華するための演習を繰り返してもらいます。
そうすることで一見すると初見のように見える問題でも戸惑うことなく、
落ち着いて対応することができるようになります。
《 最後に保護者の皆さまへ 》
中学時代の学習がなぜ大切か?
中学時代の知識は大学受験にとても大切になります。
ただ、つかえる形で押さえておかないと全く役に立ちません。
難関高校を目指されているお子様をお持ちの親御様は、
高校入試は直近の目標となりますが、その後の大学入試が本当の意味での目標としている事と思います。
しかし、中学時代の優等生が高校時代に躓くことはよく見られます。
この原因は何でしょうか?
一番の原因は中学時代の知識を大学受験できちんとつかえる形で押さえていないことにあります。
…
しかし単純に反復による暗記でも中学時代のテストでは対応できてしまうため、
高校受験まではスムーズにいってしまうケースをよく目にします。
…
このような勉強方法で中学時代を過ごしてきた生徒さんは、
この中学時代の知識の「つながり」に気づかなくなり、高校になってから伸び悩むこととなります。
…
中学時代の知識、思考方法は高校時代の学習のキモとなります。
このあたりの押さえが悪いために伸び悩む方を多く認めます。
この中学時代の知識を単純に【POINT(点)】として押さえるのではなく、
つかえる形でつながりのある【LINE(線)】で押さえることが大切となります。